土台(コア)
みなさま、こんにちは。
大垣市の歯医者 早野歯科医院 歯科助手の西川です。
緊急事態宣言が解除され、ホッといたしました。
今後も第二波、第三波と心配されております。
手洗い、うがいをしっかりして、外出時にはマスクを忘れないように私自身心がけていくつもりです。
又、独自の対策がある方はぜひ教えて下さいね。
さて、詰め物、被せ物にはどんなものがあるかをお話して参りましたが、もう一つ大事な物があります。それは、コア(土台)です。
虫歯の炎症が神経にまで達した場合、歯髄を除去することがあります。
そうした場合、その上に、セラミック他や保険の被せものを付けても、歯の内側が空洞になってしまいます。
その為、固定することが出来ません。
そこで被せものの補強として、歯の空洞の所に芯として用いられるのがコア(土台)です。
①レジンコア金属のピンで補強した保険適用のプラスチック(レジン)で作られた物。
レジンコアは、メタルコアより強くはないですが、歯を削る量が少なく、歯根破折の危険が少なめです。
直接口の中で作るため、 術者の技術やお口の中の環境によって予後が左右されやすいですね。
②メタル・コア(銀合金)金属をつかったコアです。
強度と耐久性は良いです。
しかし強度があるため噛む力で周りの歯を傷つけてしまったり、まれにですが歯の根を破損してしまうこともあります。
長く使っていると金属成分が溶け出して、歯ぐきに色がつき、アレルギー症状の原因になることもあるので注意が必要です。
③ファイバー・コアグラスファイバーで作られた物。
金属を使わない治療をしたいという患者様が選ばれます。
金属アレルギーの方にもオススメですね。
歯質に近い素材で歯の根元に負担をかけにくいです。
そして、セラミックなどのかぶせものをした時に光を通して自然の歯の色に近い仕上がりになるのでとても綺麗です。
④ゴールドコア金合金(20K)や白金加金(PGA)などの貴金属を使用した保険適用外のコアです。
耐久性が高く腐食や変色が起こりにくい金属です。
金属アレルギーも起こしにくいため安心できます。
保険適用のメタルコアよりも精密に作る事ができる(歯にも馴染みやすい)二次虫歯やコアの脱落他のトラブルは少なめです。
土台は、被せ物の内側の為、見た目には分かりづらいですが、どんな物でも根っこが1番大切です。
そして、どの歯でも同じ物が良いわけではなく、用途にあったものをオススメさせて頂いております。
いつでも、ご相談お待ちしておりますので、お気楽にご連絡下さい。
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早野歯科医院
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