歯周病とは

みなさま、こんにちは。
大垣市の歯医者　早野歯科医院　歯科助手の西川です。

柿の実が日に日にその赤さを増していくこのごろでございます。
岐阜は柿が有名で、とても美味しく、毎年この時期を楽しみにしております。


お口の病気といえば．歯周病と虫歯などですが…今回は、歯周病のお話を致します。
歯周病とは⁇って聞かれて、すぐ答える事が出来る方はどれくらいいるのでしょう。

私自身も歯医者に務めるまでは、恥ずかしながら、そんな病気がある事すらも知りませんでした。。。
『歯周病』とは、歯を支えている顎の骨が溶けてしまう病気です。
支える骨がなくなってしまうと、歯を支えきれなくなり歯がグラグラして抜けてしまいます。


口の中の健康を保つためには、虫歯だけでなく、歯周病にならないようにお口のケアをしっかりしなければなりません。


では、歯周病の原因は何でしょう。
1)歯垢と歯石歯茎と歯の境目（歯周ポケット）に歯垢・歯石がつく事で起こります。歯垢、歯石は歯周病菌が集まったもので、歯周ポケットの中に入り込み、骨を溶かす酵素を排出されることにより、骨を破壊します。

2)咬み合わせかみ合わせのバランスが悪い場合、特定の場所に大きな力がかかり、過重負担で顎骨レベルが低下するものです。咬み合わせが悪い人や歯ぎしり、食いしばりされる方(これは本人も気がついてない方もいらっしゃっいます)奥歯が抜けている方をさしています。

歯周病の症状とは…
Ａ歯磨きをすると血がでる
Ｂ口の中が臭う。　　唾液がネバつく。
Ｃ風邪をひいたり体調が悪くなるとはぐきが腫れたり、痛くなる。
Ｄ歯を触るとぐらぐらする。
E硬い物を食べると違和感がある
F歯医者に通院してなくて、歯石や歯垢を取っていない。
G歯を抜いたままで、人工歯を入れないでそのままほかりっぱなし。
などです。

実は歯周病は「痛み」などの自覚症状を感じづらく、知らない間に症状が大きく進行していることがあります。
そのため「お口の中のサイレントディジーズ（静かな病気）」とまで呼ばれています。

歯周病は、意外と身近な病気です。
もし、今痛みを感じたり、Ａ〜Gに該当した方がいましたら歯周病にかかっている可能性がありますので、ぜひ検診にご来院下さい。

一緒にお口を健康にしていきましょう。お待ちしております。