歯周病と糖尿病の関係~ dhcoax Meetingより

こんにちは
大垣市の早野歯科医院 歯科衛生士の田中文代です

10月16日、広島でのDHcoax 15th Meetingに参加してきました。
毎年、神戸と広島で2回のmeetingです

今回は、にしだわたる糖尿病内科 院長 西田亙先生の”歯科衛生士が心柱を育むために”と題し、チェアサイドから私たちにできる糖尿病予防について講演を拝聴しました。糖尿病になってしまってからでは手遅れです。糖尿病になってしまってから病院へ行き、治療を受けます。それではいけないのです。

今、歯周病と糖尿病の密接な関係があります。
糖尿病とは食べたものから分解された糖分が体内に吸収されにくくなり、血液中に糖分が溜まってしまう状態(高血糖)が続く病気です。高血糖状態が続くと心臓病、腎臓病、脳卒中、失明などの合併症を引き起こします。近年、歯周病は「糖尿病の合併症」と言われるようになったのをご存知ですか?
糖尿病で高血糖状態が続くと体の中の防御反応が低下し、感染症に掛かりやすくなります。細菌感染を原因とする歯周病についても同様です。糖尿病の人は健康な人に比べ、歯周病にかかるリスクが高くなると言われています。また高血糖状態で歯肉の血管が傷んで、歯周病が進行しやすくなるのです。
歯周病により、歯肉の中で作り出される炎症物質は血液を介して血糖コントロールをするインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させます。
糖尿病の人は歯周病の罹患率が高く、糖尿病は歯周病がより重症化しやすいです。また血糖コントロールが良くない人は、歯周病がより重症化しやすく歯周病が重症化している人ほど血糖コントロールが良くないと言われています。

糖尿病の人が歯周病をしっかり治療するとHbAlcが改善するとも言われています
糖尿病にならないよう、生活習慣を改善したり、適度な運動も必要です。でも歯周病の治療も予防のひとつです。

私たちが毎日患者様に糖尿病にならないように予防提案することができます。
とても素晴らしいことだという事を学びました。

健康な時から、またもう糖尿病になっている患者様に、私たちができることを精一杯お伝えして、1日でもほんの少しの時間でも笑顔で過ごしていただけたらいいなと思いました。20161024100104

<右から 院長の早野泰弘、西田亙先生、歯科衛生士の田中>

 

11月6日 岐阜で西田亙先生の講演会があります。
他のスタッフと共に参加します。また楽しい時間になりそうです

朝晩めっきり冷え込んできました。体調には充分お気を付けください

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早野歯科医院

 

〒503-0034 岐阜県大垣市荒尾町1813-25

 

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