虫歯のこと

みなさま、こんにちは。
大垣市の歯医者　早野歯科医院　歯科衛生士の岩田です。

皆さんは虫歯のことをどれほど知っていますか？
今日は意外に知らない虫歯のお話についてお伝えしたいと思います。

1つ目に、歯は神経を取ると「寿命」が短くなってしまうのです。
虫歯が進行すると、「神経」を取らなければなりません。
治療を受け「神経を取ればもう虫歯にならない！」とそんな誤解もあるようですが、これは大きな間違いです。
神経を取る治療をしたのに、虫歯ですよと言われたことはありませんか？

実は歯は神経がなくても虫歯になるのです！！
さらに、虫歯が進行すると、歯を支える「骨」にまで細菌が到達し、顎骨が激しい痛みを引き起こすこともあるのです。
また、神経は歯に「栄養」も運んでくれています。
つまり、神経を取ってしまうと、歯がもろく弱くなってしまい、歯の寿命も短くなってしまうのです。

2つ目に、治療したところほど「再発」しやすいです。
詰め物やかぶせものが入り、治療が終わってもう安心だと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし！
実は治療した箇所は、以前よりもさらに虫歯になりやすい環境になっています。
長年の使用と共に少しずつ隙間ができてしまい、虫歯の原因となるプラークが溜まりやすい場所となってしまうのです。
ですので、治療した所ほど、しっかりケアしていきましょう。

3つ目は「削らなくても治せる」虫歯があるということです。
虫歯といっても、正確には「初期虫歯」と言われるもので、歯の表面に白い斑点が見られたり、茶色っぽく変色しているだけで、痛みはまったくありません。
ですが、そのまま進行すると治療が必要な虫歯になってしまいます。
そのまま放置せず、早期発見できれば治療せず、適切なケアによって進行を防ぐことができるので、皆さん、定期的な歯科健診に行きましょう！！