矯正治療について(続き)
歯並びを治す矯正治療について、前回のブログに引き続きをお話しします。
前回、日本人は歯並びが悪いことに対する意識が欧米人に比べて低いという話をしました。
そして、しめくくりに歯並びを治すのは見た目の問題だけではない、と言いました。
実は歯並びを治すというのは「一生自分の歯で食べる、歯を無くさない」ための基礎作りにあたる治療なのです。
マラソンのレースに例えますと、歯並びがいい人は普通に走ってゴールを目指す人。
歯並びが悪い人は10kgのリュックを背負ってスタートする人と言えます。
最初からハンディキャップを背負っている訳ですからゴールにたどり着く前に倒れてしまうかも分からない訳です。
実際のお口で言えば歯並びが悪い人は歯を失う原因となるムシ歯や歯周病のリスク(危険性)が高いので、歯が無くなる危険性も高くなります。
そのハンディキャップを取ってあげるのが矯正治療です。
「この子は男の子だから少々歯並びが悪くてもいいよ。」と言われる親御さんがおられますが、こんな話をして、見た目を治すだけではない矯正治療の重要性をお伝えしております。
以前、歯科医師会で8020運動を行っており、その達成者の表彰も行っているとお伝えしたことがありますが、その人たちの歯並びはいい人が多い。
下顎が出ている反対咬合(はんたいこうごう)やひどい重なりのある乱ぐい歯の人は見たことがない、というのは歯科医師の共通した認識だと思います。
**********************************************
早野歯科医院
〒503-0034 岐阜県大垣市荒尾町1813-25
電話番号:0584-91-2468 フリーダイヤル:0120-86-8148
WEBSITE:http://www.hayano-dental.com/
FACEBOOK:https://www.facebook.com/hayanodental/
診療時間:月曜~土曜 9:00~12:00 14:00~18:30
**********************************************
関連記事