カリエスマネジメントセミナーに参加して

こんにちは。歯科衛生士の田中です。

御嶽山噴火のニュースが気になる29日　日曜日、
フリーランス歯科衛生士の土屋和子先生の”カリエスマネジメントセミナー”に参加してきました。

土屋和子先生は尊敬する歯科衛生士です。
今までも先生のセミナーはいくつも拝聴しています。
今回は”カリエス　虫歯”というテーマでした。
今さら？とは思いましたが、だからこそ！！という気持ちで参加しました。

どうして虫歯になるのかご存知ですか？
虫歯菌が口の中に侵入するのは、歯が萠えてきてからではないんです。
赤ちゃんが産道を通るときに虫歯菌が侵入し、感染してしまうのです。
（自然分娩と帝王切開では違います）

お母さんが虫歯菌を持っていれば赤ちゃんには当然感染してしまいます。
お母さんが虫歯菌を持っていなければ、少なければ少ないほど、虫歯菌に感染することは少ないということになります。
また、フッ化物を効果的に使うということです。
フッ化物含有の歯みがき剤など毎日使用したり、定期的に塗布することが大切です。

最近、フッ素はインプラントを失う原因になりうるという考えが出てきました。
私は当院で現在、ジェルコートというフッ素濃度950ppmをお勧めしています。
とても不安になりました。
虫歯で歯を失い、インプラントされた方は少なくありません。
虫歯のリスクがあるのに虫歯に有効なインプラントは使用できないのか？と心配になりました。
日本では1000ppm以下の基準があるたえ大丈夫！！ということを先生から聞き、安心しました。
また心配な方にはジェルコートIPというフッ素が全く入っていない歯磨剤が新発売されたので上手に紹介していこうと思います。

次に、唾液（つば）を出すことです。
ガムを噛んでつばを出すことが一番手っ取り早い方法だと考えられます。
また、知覚過敏などで痛みや不快な思いをせず、リラックスしてサラサラした唾液をいっぱい出すことがよいと考えられます。
そうしたお口の中の状態、虫歯を気にせずおいしく食事ができる、何も気にせず安心して心置きなく食事ができる毎日を過ごしたいですね。