長谷寺の牡丹

こんにちは（*^_^*）
歯科衛生士の田中です。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか？
早野歯科医院は、祝祭日でも患者様をお迎えできるようにと診療しています。スタッフはお互いに上手く有給休暇を利用できるので問題はありません。
先日、スタッフが奈良の『長谷寺』へ行ってきました。私が行ってみたい所のひとつです。
この時期は、『牡丹』の名所で、訪れる者の目を楽しませ感動させてくれます。
『長谷寺』は、奈良の桜井、初瀬山にあります。西国三十三所観音霊場の第八番札所で、古くから「花の御寺」と称され大和七福八宝めぐりのひとつに数えられています。
『牡丹』は、別名「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」「名取草」「深見花」「二十日草（廿日草）」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など数多くあります。
原産地は中国。「楊貴妃」の美しさを『牡丹』に例えられたそうです。
元々薬用と利用されていました。
夏、初夏の季語として文学にも登場しています。
「人しれず　思ふこころはふかみぐさ　花咲きてこそ　色に出でけれ」（賀茂重保『千載集』）
「形見とてみれば嘆きのふかみ草なに中々のにほひなるらむ」（藤原重家『新古今集』）
「牡丹散（ちり）て打かさなりぬ二三片」（与謝野蕪村『蕪村発句集』）
文学には、疎い私ですが色、花弁の豊かさ、豪奢さが詠む心を楽しませるのだと思います。
今年も、実家の庭に咲いた『牡丹』を我が家に持ち帰り飾りました。
花の大きさ、花弁の豊かさは優雅で、立派に咲き誇り、家族を元気にしてくれました。
『あやめ』『菖蒲』『紫陽花』と次々と季節を感じさせてくれます。私も休暇を利用して、見て感じて楽しんで元気で毎日を過ごしたいと思います。